宅配ボックス利用に関する注意【日常管理業務で利用する書式・ひな形・テンプレート】

【作成時の注意点】

1.宅配ボックス内に長期未回収となっていることを明記する。

入居者が留守でも宅配物を受け取れる便利な宅配ボックスですが、「タイミングがあった時に回収しておこう」として、なかなか回収しないまま長期間ひとりの入居者が利用し続けてしまうというケースも往々にあります。
対象の入居者に「自分が注意されているな」と理解・認識してもらう必要があるため、長期未回収は管理上好ましい状況ではないということを明記する必要があります。

2.物件入居者の共有の設備であることを通知する。

賃貸マンションやアパートで部屋の戸数だけ宅配ボックスも用意されているということはなかなかありません。
そのため、ひとりの入居者が長期未回収のまま、その設備を占有してしまっている状況というのは、他の入居者の宅配ボックスの利用を妨げているとも言えます。
そのため、宅配ボックスはあくまで一時預かりの設備であり、長期未回収となってしまったら他の入居者にも迷惑をかける状況になってしまう旨の注意喚起を促す必要があります。

3.解錠方法がわからなくなっている場合の対応を案内。

まれに、宅配ボックスの解錠方法を記した用紙などを無くしてしまって、どうすればいいかわからないまま未回収のままにしてしまう入居者もいます。
そういった入居者に向けて、「もし、宅配ボックスの開け方がわからなくなった場合」の対応方法について案内しておくことも必要です。